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近所の人がゴミ屋敷に気付くきっかけとその後の対応

近所の人が、それとなく「ゴミ屋敷化しているのではないか?」と気づくのは、たとえばマンションなら通路に傘やゴルフ道具などが長い間出したままだったり、一軒家では玄関の外に古新聞や古雑誌が積み上げられていたままの状態が続いているときです。

仕事の都合や体の不具合から取りあえず置いておくことがあっても、長期間置いたままだと近隣の人は、不自然と思います。

しかし、わざわざ訪ねて行くわけにもいかず、マンションなら管理人に伝えたり、一軒家だと自治会の役員さんなどに相談するのが近隣の人の一般的な対処の仕方のようです。

近所の人がゴミ屋敷に気付くきっかけ

○玄関先に積み上げられた燃えるゴミ
住まいがマンションであれ、一軒家であれ、たいていの人はゴミであっても自分の家の中で保管します。特に古新聞や雑誌などを玄関先に置いておくと、放火される危険があるからです。近隣の人は、やはり火災が発生することを一番恐れているので、不信感を抱きます。

○ベランダからの臭い
生ごみを定期的に出さずにベランダなどにどんどん溜めていると、腐敗臭が漂ってきます。ポリバケツがいっぱいになり、ナイロン袋などに入れておくと、カラスなどがつつき、食べ物をまき散らすこともあります。「隣はゴミ屋敷化してるのでは?」と気づきます。

○害虫の発生
ゴミ屋敷にゴキブリ、ハエ、ダニ、うじ虫などが発生すると、近隣にも及びます。アレルギーなどの原因にもなるので、害虫には敏感になりますが「もしや隣が原因ではないか」と気づくことがあります。

○隣人が顔を合わせたがらない
回覧板などを持って行っても反応がなく、外で会ってもあいさつをしないなど、何となく気になります。

ゴミ屋敷の近所への影響

街全体の美観を損ねるだけでなく火災の心配や臭いの問題、害虫の発生からくる健康の心配があります。ゴミ屋敷が近所にあると、美観の問題から親しい友達も家に呼べません。

また、臭いがきついと常に戸を締めた状態で暮らさなければならないので、冷暖房費もかさむうえ、開放的な気分が味わえません。害虫駆除を頻繁におこなう必要があり、手間や費用だけでなく、薬品による健康問題も気になります。

一軒家でうず高くゴミが積み上げられている家が通学路の前にあると、子どもが通学中に物が落ちてこないかと親も気が気ではありません。テレビなどで一人暮らしのお年寄りが、どこからともなくまだ使えそうなものを集めてきては敷地内にため込む様子を他人事としてとらえていたものの、一歩間違えばいつお隣がゴミ屋敷化するかわかりません。また、自分自身もそのような精神状態になるかも知れません。

○ゴミ屋敷がゴミを呼び最悪の状態に
わけのわからないものが敷地内に積まれていると、中には不心得な人がいて、家庭で不要になった掃除機や炊飯器といったものをこっそり持ち込む人もいると聞きます。飲み終えたペットボトルや食べ終えたお菓子の袋も投げ込まれることがあるようです。

ゴミ屋敷を見つけた後の可能な対応

ゴミ屋敷が原因で火災が発生すれば、燃えやすいものが多い上に爆発するものが含まれている可能性があるので、近隣住民は一丸となって、少しでも早く解決する必要があります。

自治体に相談するのが一番ベストかも知れませんが、強制代執行されるとは限りません。法律ではないので、自治体によつて条例があるところもあれば、ないところもあります。もし、条例があれば周辺住民の意見を聞いてもらえます。

役所は、周辺住民などからの申し出を受けて、立ち入り調査を行います。そして現場の状態を確認し、改善するよう助言や指導や勧告を行います。ゴミ屋敷の住人がそれに従わない場合は、命令をおこないます。住人が従わない場合は強制代執行され、ゴミ屋敷の片付けがおこなわれます。

もし住民に連絡が取れる身内の人がいれば、身内の人を通じて不用品回収業者に頼んで、回収してもらうことも可能です。ただ、かなりの金額になってしまうので、そのあたりも問題となります。

高知のゴミ屋敷清掃会社を参考にしました。

まとめ

毎日の生活から出るゴミは定期的にゴミ収集に出し、不用品は自治体の不用品回収に出したり、不用品回収業者に依頼する方法があります。近年、暮らしをシンプルにする生き方が理想とされ、断捨離や生前整理をおこなう人が多くなりましたが、一方でゴミ屋敷は増えています。精神的に病み、片付けや掃除ができなくなったり、痴ほうが進行して収集癖がでてきたりすると、自分ではどうすることもできません。

「情けは人のためならず」ということわざではありませんが、「もしや隣はゴミ屋敷化しているのではないか」と思ったなら、それとなく話を聞いてあげることは、おせっかいなことではありません。ゴミ屋敷に至った原因の多くは、満たされない心や孤独感といいます。明日は我が身かも知れません。

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